一寸先の闇
2024/4/1 に編集しました
私が『一寸先の闇』をおすすめしたいのは、「がっつり長編ホラーはしんどいけど、怖さは味わいたい」って時。短編21編だから、通勤・通学のスキマ時間でも1話ずつ区切って読めて、読書のハードルが一気に下がりました。 読んでいて印象的だったのは、派手に驚かせるというより“日常の延長線上で急に足元が抜ける”みたいなゾクッと感。読み終わった直後よりも、しばらく経ってから思い出してじわじわ怖くなる話が多くて、まさにタイトル通り「一寸先が闇」な感覚になります。薄暗い路地の表紙を見てから読むと、世界観に入りやすくて没入感も増しました。 読むタイミングのコツとしては、①明るい時間に1〜2編、②夜は“続きが気になってももう1編”をやりすぎない、のがおすすめ。私は夜に読み進めすぎて、部屋の物音に敏感になりました…。怖いのが得意じゃない人は、合間に軽いエッセイや漫画を挟むと気持ちがリセットできます。 あと、短編集って当たり外れが気になる人もいると思うけど、この本は「好みの怖さ」を探すのに向いていました。私は“後味が嫌なタイプ”“切なさが残るタイプ”“説明しきらない不穏さが残るタイプ”みたいに、自分の好みを発見できたのがよかったです。 ホラー初心者はもちろん、普段からホラー小説を読む人でも、テンポよく戦慄を補給でき る1冊。読み終わったら、印象に残った短編だけメモしておくと、次に似た作品を探す時の参考にもなります。

これも面白そうだから、探して買います!!!