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私の誕生日の朝  起きてくるなり娘は言った お願いだから消えて 今日くらいは優しい言葉を かけてくれるかもしれない どこかでそんな期待をしていた 甘かった 娘の言葉に 心が冷え冷えとした 小学生の頃 お母さんおめでとうと 手作りのプレゼントをくれた娘 あの頃の娘は もうどこにもいなかった 優しかったあの子は どこに行ってしまったんだろう 私は眼の前の娘を見ながら いなくなった娘の姿ばかり追い求めてた 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 不登校になった娘 壊れた親子関係 苦しい耐えるだけの働き方 50代になってたくさんの後悔を抱えました もう失っ
kana|50代から始める在宅起業

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私はその朝のことを 何度も何度も後悔しました 学校に行かなくてもいいよねと 聞かれた時 いいよ と言ってあげていたら 娘は少し安心して また学校に行けたんじゃないか 何も言えなかった私見つめた 娘の顔を 今でも忘れられません 絶望と悲しみと 怒りが入り混じったすがるような顔 そして 分かってほしいという 最後のわずかな 母親への期待を 失くしてしまったような顔 学校に行くべきか そんな答えをもとめていたんじゃなくて ただ もう限界なんだ その気持ちを 受け止めてほしかったのだと思います あの頃の私は 娘の未来を心配
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一週間休んでも 娘の様子は変わらなかった その朝 制服に着替えた娘が 先に出勤しようとしていた私を 玄関まで追いかけてきて 問い詰めるように言った 学校 行かなくてもいいよね 私は娘の顔を見た どれほど追い詰められているのか それはわかっていた でも いいよ そう言ったら この子は もう二度と学校に行かなくなるんじゃないか そんな怖さが頭をよぎった 何か言わなくちゃと思った でも なんと言えばいいのかわからなかった 娘の顔を見つめたまま 私は何も言えなかった そして目をそらして そのまま家を出た
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休み始めた翌日  娘がどこかに出かけようとした どこに行くのと聞くと しばらく押し黙って しぶしぶ答えた 通信制高校の説明会に行ってくる 娘は自分で調べて いくつかの通信制高校のパンフレットを 取り寄せていた 一言も相談がなかった 私は何も知らなかった 親も一緒でなきゃだめでしょと その日は慌てて一緒に出かけた 他の学校も会社を休んで付き添った 説明を聞いていると とても良さそうな学校で 私はいくつも質問した 答えていた先生の顔がだんだん曇った はっと横を見ると 娘が泣いていた また私は娘の顔を見ていなかった 娘を押しの
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明日から1週間 学校を休む 1週間休んでいろいろ考える 夏休みが明けて 数日学校に通った後に 娘がそう言った 入学してからその日まで どんなに孤独でも どんなに体が辛くても 娘は1日も学校を休まなかった  遅刻も1日もしなかった 毎日 肩に食い込むような 重たいカバンを持って 電車とバスを乗り継いで 疲れ切った体を 引きずるように通学した そして学校では1日中 ひとりぼっちで過ごした いいんじゃない 私はそう答えた 娘が疲れきっているのはわかっていた 1週間しっかり休んで 気力も回復して 少し元気にな
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娘の暴言があまりにひどくて 精神的にまいっていると カウンセラーに相談した カウンセラーは優しく言った お母さんが一番そばにいるから 甘えてしまうんですね どうしてもそうなってしまいますね きっとそうなのだろう けれど そう言われても 私の心は一ミリも救われなかった 母親だから 暴言に耐えるしかないのか どうしてこんなに一生懸命育ててきて 仕事して家事をして 娘のことを考えて 朝から晩まで 全部一人で背負って 私だってボロボロだった そうか甘えなのかと おおらかな気持ちになれるわけがなかった 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 不登
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ある日 娘が冷たい口調で言ってきた お母さんの存在価値って何 その言葉は 私には お母さんて何にも価値ないよね 無能な母親だねと聞こえた 私はいつも自分に自信がなかった 仕事の選び方も間違った 子育ても失敗した 貯金だって作れていない だから真っ向から否定されたようで 自分の心を守ることに必死になった 娘の言葉の奥にあるものを考えるより 耳をふさいで 自分を守った 娘が 自分の存在価値を感じられないことに どんなに苦しんでいたか そんなことを 思い巡らす余裕はなかった お母さんの存在価値ってなに 今思えば あの時 娘自身が
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アドバイスのとおりにやってみたのに                             少し距離を置くといいと  本にも書いてあったし  カウンセラーにも言われた          全然だめだった 距離を取ると 娘は家の中どこまでも追いかけてきて 逃げるのと責める 言い返さず黙って聞いていると 無視するのと責め立てる 励ましても慰めても  分かってもないくせにと 娘はますますイライラした もうどうすればいいのと 叫びたかった 何が正解なのか まったく分からなかった 娘は ただ 私を傷つけたいだけなんだと思ってた 〜〜〜〜〜〜
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娘は苛立ちは 日に日に強くなっていった どんどん言葉は激しくなって 聞くに堪えない暴言を吐くようになった 辛辣な言葉で これでもかというほど私の心を深くえぐった 今まで一生懸命にやってきたのに どうしてそんなひどいことを言うのか 私には少しも分からなかった 私への憎しみしか感じられなかった 傷ついた 腹も立った 悲しかった 私も冷静ではいられなかった 憎しみを投げつけられて 憎しみを投げ返した ひどい言い争いをたびたびするようになった 娘を助けたいと思っていたのに いつの間にか私達は お互いを傷つけ合うようになっていた --------
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不登校になった娘 壊れた親子関係 経済的にも苦しい 50代になってたくさんの後悔を抱えました もう失った時間は取り戻せない 今さら人生変えられない そう思った日々もありました 子供のために  私が笑顔でいられる生き方をしよう そう思って一歩一歩 母と娘 それぞれが希望を見出すまでの 長い道のりの話です #不登校 #50代仕事 #50代から人生を変える
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一番後ろの席で 下を向いて娘は座っていた 休み時間だった 周りの子たちは 数人ずつ集まって 楽しそうにおしゃべりしている でも娘の周りだけ ブラックホールみたいだった 暗いのは 表情だけじゃなかった 声をかけるのさえためらわれるような 近寄りがたい 異様な雰囲気があった あれでは 誰も話しかけられない 家でよく言っていた 他の子と上手く話せない いつも一人 でも、自分のせいだから その日 私は現実を見せられた 高校生になって気分転換して元気になって なんていう お気楽な期待は こっぱみじんになった あんなに楽しそうに お
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高校の入学式の後 正門を出る前に声をかけた 桜の木の下で写真撮らないって いい 短く答えて 娘は足早に さっさと門を出た 新しい環境で気持ちをリセットされたのは 娘じゃなくて私だった  慣れてくれば 友達ができれば だんだん元気になるはず 私はそう思い続けた 娘の様子は何も変わらなかったのに              そして最初の授業参観で 私は思い知らされた 私が期待していた高校生活と 娘が生きている現実は まったく違っていた 50代になって生き方に苦しむ母と 不登校に苦しむ娘が それぞれ希望を見出すまでの 長い道のりの話
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高校にいけばきっと変わる 新しい環境で 娘の気持ちも切り替えられるかも そう期待してた 娘自身もまだその頃は もしかして 変れるかもしれないと いくらかの期待を持っていた 元気になって 友達作って 楽しい高校生活を送るんだろう きっとそうだ  私はそう思うようになっていた 春休み 娘とお弁当箱を買いに行った 一緒に選びながら 高校生になった娘の姿を思い浮かべた 友達とおかず交換とかするのかな 毎朝 お弁当作りがんばらなくちゃ そんなことをわくわくしながら考えていた 娘がたった一人で お弁当を食べることになるなんて この時の私は思いも
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卒業式の日 時間通りに来れるのか 毎日のように遅刻をしていた娘だから みんな心配していた でも娘はなんとか間に合った そして卒業式を終え 卒業証書を抱えて  写真を撮った 今その写真を見ると 消え入りそうな笑顔 弱弱しくて うつろな目だ どれほど無理して笑ったんだろう それは 私のために 作ってくれた笑顔だったと気づいたのは ずっとずっと後のことだ 私は卒業したという事実に 少しだけ希望を持ってしまっていた 高校に入れば 変わるかもしれないと 50代になって生き方に苦しむ母と 不登校に苦しむ娘が それぞれ希望を見出すまでの
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娘は心身の不調を抱えたまま 受験をした あの状態で受験できたことは 今思えば 奇跡だったと思う 受験校を減らしたり 娘の負担を減らす選択肢はきっとあった でも 娘が受けたいという限り それを叶えてあげることが 娘のためだと思っていた 後から思うと  娘は周りが当てはめている優等生の姿を 知らず知らずのうちに 自分に強いていたのかもしれない そして 私は 心のどこかで  この子ならきっとやってのける そう思ってた 娘はずっと 体調を崩した後でさえも できる子だったから ある受験の日 娘が寝坊してギリギリになった 私も付
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電話口の言葉に絶句した      地元で有名な子ども専門の心療内科に 予約の電話をしたら 3ヶ月待ちだと言われた 3ヶ月もこの状態で 待たなければいけないのか 愕然とした そして私はそこであきらめてしまった その頃 私自身 朝起きて 会社に行けるのが不思議なくらい 疲れ果てていた 娘を助けたい そう思って どうすればいいのか ずっと考えているのに 考える力が なくなっていた だから 他の病院を探すことまで 頭が回らなかった 50代になって生き方に苦しむ母と 不登校に苦しむ娘が それぞれ希望を見出すまでの 長い道のりの話
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ある日娘が淡々と話した 塾で他の子に 悪口を言われたという 別にそんなに気にしてない  そう言った でも私はあまりにひどい出来事だと感じた 娘は相当傷ついたはず そう勝手に解釈して 塾の面談でそのことを先生に話した 途中で娘はポロポロ泣き出した やっぱり本当は辛かったんだと思った でも塾を出たとたん 娘は私をなじった あんな出来事 なんでもないのに 話さないでって言ったのに お母さんは何にもわかってない 情けなくて ,涙が出た ずっと後になって娘は話した あの面談が決定打だった  あれでお母さんを まったく信用できなくなった 私はただ
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先生には何も言わないでねと 娘に言われていた けれど 三者面談で 私は        最後にふともらした          娘がクラスで孤立しているようだと  娘はひどく怒った 言わないでって言ったのにと でも当時は必死だった 受験前でもあったし 私は誰かに相談せずにはいられなかった 担任の先生 学年主任の先生 保健室の先生 スクールカウンセラー 塾の先生 親には言いたくないこともあるだろう 誰か本音を打ち明けられる人がいれば 心が軽くなるはず そう信じて必死に先生たちに話した そして原因はどこか外にあると思ってた 学校に何か問題が
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ある日 娘が静かに話した すごく仲良かった同級生が おはようって言ってきたのに 無視したら すごくびっくりしてた 私が話かけられても 返事しなくなったから だんだんみんなが 話しかけないようになった 娘は学校で誰とも話さなくなっていた 最初は戸惑っていた周りの同級生も やがて距離をおくようになった 私ずっと無表情なの 娘の口からそれを聞いて ようやく私-は これは睡眠不足や 一時的な気分の沈みではないかもしれないと 思い始めた 些細なことで声をたてて笑っていた 笑い上戸の娘から 笑顔は消えていた 50代になって生き方に苦しむ母と
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どんなに寝るのが遅くなっても 娘は学校を休まなかった 皆勤賞をねらってるんだと言っていた でも 中学3年の3学期に入って 朝 起き上がれなくなった そして遅刻して学校に行くようになった 私が何度も起こしてようやく体を起こす 私は会社に事情を話して 出社を遅らせてもらうようになった 一向に起き上がろうとしない娘を 辛抱強く優しく起こせる朝もあった でも イライラして いい加減にしてよと怒る日の方が多かった 会社に迷惑かけてまで起こしてるのに 早く寝ないから起きれないんだ 無理やり寝かせようとする私と 宿題終わるまで寝ないと意固地になる娘
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◾️50代からでも働き方は選べる ▷娘の不登校と親子関係の断絶を経験  どん底から、親子と自分の人生を立て直す ▷働き方を変えて人生に笑顔を